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三ヶ日児童館の日常を紹介いたします

by jidoukan

冬の探険隊

先週の土曜日、町内の摩訶耶地区で野外活動を行いました。

今回は春から行ってきた活動の冬バージョン。
環境指導員の鈴木さんに冬田んぼに生息する生き物について教えていただきました。


場所は里山ねっと三ヶ日さんにご協力いただき「源十さんの水田ビオトープ」をお借りしました。

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まずは水田裏山に入り、どうやって生き物に近づいたらいいか考えます。

「音を立てずに静かに歩いてみよう!!」

これは思ったよりも難しい…落ち葉や木の枝を踏んで、予想外の音をたててしまいます。
踵から足をついて、ゆっくり歩くといいよ。


                     なるほど!!  

                 こうやって歩けば生き物がびっくりしないね。



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                  きのこだ~。


                 これはしいたけ。もちろん食べられます。


          里山ねっとさんでは裏山でシイタケ栽培もおこなっていたそうです。


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                これは何かな?


               タニシかと思って拾い上げるとどんぐり。


           鈴木さんが用意してくれた温度計で水温を調べます。
           ビオトープ内の各所の水温の差を調べ、なぜ温度が違うのか考えました。


           日向の温度が高いのはみんなよく知っています。
           それなのに、日陰で裏山に面したあたりが温度が高いのです。


答えは・・・・
湧水がわいていて、その水が流れてきているとの事。水は流れているところの方が温度が高いんだそうです。
そしてそこには空気がたくさん含まれているので生き物が生息しやすいのです。




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                     ドジョウを見つけました。

                     ひげは何本あるか数えてみよう!!

                     8本あるのは、絶滅危惧種のどじょう。

今回捕まえたのは6本でした。それでも土壌がすめる環境だということがわかりちょっと安心。

イボガエルまで捕まえました。冬眠中起こしてごめんね。



前日まで雨ふり、当日は雪も予想されるほどの寒い日。顔に当たる風が冷たくて痛いくらいでした。
里山ねっとさんご協力ありがとうございました。
by jidoukan | 2011-02-15 10:08 | 環境 | Comments(0)